開発ストーリー

新軽量強化磁器「おかるのキモチ。」の開発について

産学協同開発で生まれた新素材「軽量強化磁器・おかるのキモチ。」は通常のアルミナ強化磁器と比べて、軽いのに強度は通常の3倍という特殊な素材として愛知工業大学の小林雄一教授にご協力頂きながら、大学・原料会社・大東亜の3者共同で開発された新素材です。

完成までには三年以上の歳月をようし、幾度となく失敗を繰り返してきました。 現在は介護福祉施設を中心に食事の時間を楽しいひと時に役立つ器として活躍の場を展開しています。

今もなお軽量強化素材の取り扱いは難しく他社の追従するところはなく諦めず挑み続けた結果、商品化・安定供給ラインを形成することを実現しています。

軽いと割れやすい、強そうだと重たい…という、うつわの概念を見事に覆し、「軽いのに強くて丈夫」。特についうっかり手をすべらせた時、その強さが実感できます。

光の透過性に優れており、白磁としての美しさが際立ちます。強度がありながらその繊細な質感は手になじみやすく、持ちやすいのも特長です。

「おかるのキモチ。」は、通常より粒子の細かい釉薬を使用しており、一般的な磁器と比べて表面がなめらかなのが特長。そのため、汚れがついても落ちやすく、簡単に洗浄できます。